首の病気
首の病気
気になる症状がある際は、お気軽にご相談ください。
リンパ節炎は、首のリンパ節が炎症を起こし、腫れる病気です。炎症の原因はウィルスや細菌の感染によるものが代表的ですが、体の免疫応答によるもの、原因不明なものなどもあります。
通常は急性炎症といって一過性のものですが、慢性的に炎症が起きてしまう場合もあり、その場合は結核性リンパ節炎や腫瘍なども除外する必要があります。頸部のリンパ節に腫れや痛みがあった場合には早めに受診しましょう。
首には唾液腺といって、唾液を作り、口の中に出している組織があります。耳の下にあるものが、耳下腺、あごの下にあるものが顎下腺といいます。正常でも、特に顎下腺は首のしこりとして触ることがあります。これらの唾液腺が、ウィルスや細菌などの感染によって炎症を起こす病気が唾液腺炎(耳下腺炎・顎下腺炎)です。
代表的な病気はおたふくかぜ(ムンプス)、化膿性耳下腺炎・顎下腺炎、唾石症による耳下腺炎・顎下腺炎などがあります。まれに感染ではなく、免疫応答による炎症が起こることがあります。検査は血液検査、超音波検査などを行います。
首の前(のどぼとけの下あたり)には、甲状腺という体に必要なホルモンを作る組織があります。何らかの原因で甲状腺が炎症を起こしてしまう病気が甲状腺炎です。細菌感染などによることもありますが、免疫の働きによって慢性的に炎症が起こってしまうこともあります。
甲状腺炎が起こると、首の前が腫れてしまい、また痛みを伴うことがあります。炎症によって甲状腺ホルモンが過剰に産生されてしまうと全身倦怠感、動悸、多汗などの症状がみられます。
逆に慢性的な炎症で甲状腺ホルモンの産生低下が起こってしまうと、全身の代謝が低下することによって、無気力、疲れやすさ、全身のむくみ、寒がり、体重増加、便秘、かすれ声などが生じます。代表的な病気としては急性化膿性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎、慢性甲状腺炎(橋本病)などがあります。
首のリンパ節が腫れてしまう病気です。首に一つ、もしくは複数個、しこりを触ります。触って痛い場合はリンパ節炎の可能性がありますが、種々の原因で痛みがなくリンパ節が腫れてしまうことがあります。
通常の病気ではリンパ節の腫れは一時的なものですが、腫れが長引くときは注意が必要です。腫れが長引く病気としては結核性リンパ節炎、悪性リンパ腫、その他の腫瘍、がんなどがあります。首の腫れがなかなかひかない、などの症状があるときは、早めに受診をしましょう。
上記の唾液腺の中に腫瘍ができてしまう状態です。耳下腺腫瘍であれば耳の下にしこりを触れますし、顎下腺腫瘍であればあごの下にしこりを触れます。通常は片側だけですが、まれに両側にしこりが触れることもあります。
良性腫瘍としては多形腺腫、ワルチン腫瘍などがあります。悪性腫瘍(がん)であることもあるため、注意が必要です。超音波検査で耳下腺や顎下腺の中に腫瘍が確認できた場合は、病院に紹介し、さらに詳しい検査を受けていただく必要があることがあります。
上記の甲状腺の中に腫瘍ができてしまう病気です。良性腫瘍なこともありますが、悪性腫瘍(がん)であることもあります。超音波検査、血液検査などを行い、必要であれば病院をご紹介いたします。
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